うたげのテント:イベント情報

インドを伝える映画 — 映画で感じるインドの人々と生活、そして文化 —

映画超大国、インド

 インドは、年間制作本数も観客総数も世界一多い映画超大国。近年各国から注目を浴びています。
 世界屈指の多言語国家であるインドでは、「ボリウッド」や「トリウッド」など場所ごとに映画産業が乱立しており、使用される言語や特徴もまちまち。
 最近は歌や踊りが入らない作品も珍しくなくなっていますが、インド映画の多くは世界のどの映画とも異なった、ユニークな特徴を持っています。その魅力と言えば、3時間前後の大作に、アクションもラブロマンスもコメディに楽しいダンスシーンを詰め込み、すべてが豪華絢爛。インド映画に沼ること間違いなし!



映画「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」

3月1日(土) 開場9:30 開映10:00
黒部市国際文化センター コラーレ(カーターホール)
全席自由 500円

アイデアと努力が歴史を変えた!
アジア初の火星探査機打上げを成功させた奇跡の実話。

 アジアで初めて火星の周回軌道に探査機を到達させたインドの宇宙開発をめぐる奇跡の実話を基に映画化。
 2010年、インドの宇宙事業の命運をかけたロケット打上げが失敗に終わり、責任者のタラとラケーシュは、火星探査プロジェクトという閑職に異動させられてしまう。そこは予算も少なく、スタッフも二軍クラスの寄せ集め集団。とうてい火星探査など成功するはずがないと思われていたが……。

<実話に基づくドラマ>
2019年/インド/130分+休憩15分/ヒンディー語[日本語字幕]
監督:ジャガン・シャクティ
出演:アクシャイ・クマール、ヴィディヤ・バラン、タープシー・パンヌー


[ポイント]
 インド宇宙研究機関による火星探査計画は、2012年8月15日の独立記念日に、「インド初の惑星探査機で、火星を目指す」と国民に発表された。インドで初めての地球の引力圏を脱出させる試みであり、すべてインドの技術だけで探査機の開発を行う、言わば、インドの惑星探査技術の実証ミッションだった。



映画「RRR」

3月1日(土) 開場13:30 開映14:00
黒部市国際文化センター コラーレ(カーターホール)
全席自由 500円

友情か? 使命か?
二人の男の友情と使命がぶつかり合う——。

 英国植民地時代の激動のインドを舞台に、二人の男の友情と使命がぶつかり合う様を圧倒的なスケールで描き出す。
 1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマ。それぞれに熱い思いを胸に秘めた二人は敵対する立場にあったが、互いの素性を知らずに、運命に導かれるように出会い、無二の親友となる……。

<アクション、アドベンチャー>
2021年/インド/179分+休憩15分/テルグ語、英語他[日本語字幕]
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
出演:N・T・ラーマ・ラオ・Jr、ラーム・チャラン
★南インド国際映画賞(監督賞、主演男優賞)
★ニューヨーク映画批評家協会賞(監督賞)
★ゴールデングローブ賞(主題歌賞)
★アカデミー賞(歌曲賞) 他


[ポイント]
 日本で公開されたインド映画で史上初めて興行収入10億円を超えるヒットを記録。劇中の楽曲「ナートゥ・ナートゥ(Naatu Naatu)」も話題となり、第95回アカデミー賞でインド映画史上初となる歌曲賞受賞を果たした。



映画「あなたの名前を呼べたなら」

3月2日(日) 開場9:30 開映10:00
黒部市国際文化センター コラーレ(カーターホール)
全席自由 500円

決して交わるはずのない、ふたり。
近くて遠い二人の世界が交差した時——。

 経済の発展が著しいインドのムンバイで、農村出身のラトナはファッションデザイナーを夢見ながら、メイドとして働いていた。若くして夫を亡くしたラトナは建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭で住み込みで働く予定だった。しかし、直前で結婚は破談。傷心のアシュヴィンを気遣いながら、彼の身の回りの世話をするラトナ。アシュヴィンは一生懸命に生きるラトナに、いつしか心惹かれていくのだが……。

<ドラマ、ロマンス>
2018年/インド=フランス/99分/ヒンディー語、英語、マラーティー語[日本語字幕]
監督・脚本:ロヘナ・ゲラ
出演:ティロタマ・ショーム、ヴィヴェーク・ゴーンバル
★カンヌ国際映画祭(GAN基金賞)
★ミルバレー映画祭(ワールドシネマ部門観客賞)
★カバーグ映画祭(観客賞)
★ニューヨーク・インディアン・フィルム・フェスティバル(作品賞、主演女優賞) 他


[ポイント]
 インドの女性の人権に関わる問題のひとつが、寡婦・未亡人を巡る問題。インドでは長らく慣習的に寡婦の再婚は禁止だった。寡婦の再婚を推進する社会改革運動も行われたが、再婚をタブー視する価値観は現代インドでも根強く生きている。



映画「スーパー30 アーナンド先生の教室」

3月2日(日) 開場13:30 開映14:00
黒部市国際文化センター コラーレ(カーターホール)
全席自由 500円

貧しくても最高学府を目指せ!
世界を変える情熱を描く、奇跡の実話。

 世界から注目を集めたインド発の教育プログラム「スーパー30」の誕生に情熱を燃やした男の実話をを映画化。
 数学の天才アーナンドは、ケンブリッジ大学への留学を許可されるが、貧しい家庭ゆえに断念。その後、予備校の人気講師となり豊かな暮らしを手に入れたものの、私財を投げうって私塾を開設。優秀でありながら経済的に恵まれない子ども30人を選抜し、前代未聞の教育プログラムを開始する。

<実話に基づくドラマ>

2019年/インド/154分+休憩15分/ヒンディー語[日本語字幕]
監督:ヴィカース・バハル
出演:リティック・ローシャン、ムルナル・タクール

★ミルチ音楽賞(音楽エンジニア賞)
★ジー・シネ・アワード(審査員選出主演男優賞)


[ポイント]
 実在のアーナンド・クマールは、1973年にインドのビハール州に生まれた。2003年に教育プログラム「SUPER 30」を始め、その功績はインド政府や州から多くの教育賞を受賞し、雑誌にも多く取りあげられた。現在も現役で子どもたちを指導しており、日本にも何度か来日している。

詳細情報
日程 2025年03月01日(Sat) 〜 2025年03月02日(Sun)
お問い合わせ

黒部市国際文化センター コラーレ

〒938-0031 富山県黒部市三日市20番地
TEL. 0765-57-1201 FAX. 0765-57-1207

開館時間:9:00 – 22:30(土曜 – 23:00)/毎週水曜休館

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