ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
コラーレ倶楽部
アクティブグループの部屋
COLARE TIMES

#07 アメリカの感謝祭について
2024年12月
みなさん、お久しぶりです! 黒部市国際交流員のルーカスです。
今回の「目からウロコ」では、先月行われたアメリカの「サンクスギビング」(感謝祭)のイベントについて報告したいと思います。
アメリカにも日本と同じように祝日がいっぱいありますが、その中でも毎年11月の第4木曜日の「サンクスギビング」という祝日は、多くの家庭にとって重要な祝日のひとつとされています 。昔の感謝祭には「神様から与えられた収穫に感謝をする」という意味合いが強かったようです。現代のアメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まり大規模な食事会で祝うものになっています。そんな大人数のための調理は大変ですが、みんなで一緒に一日中協力し合って素敵な祝宴を用意します。
さて、サンクスギビングの食事会で一体どんな料理が出てくるでしょうか。やはり、祝宴の主役はターキー「七面鳥」の丸焼きです! そして、その肉にかけるグレービー・ソースとクランベリー・ソースも欠かせません。ターキーの他によくある一般的な料理は、マッシュポテト、パン、キャセロール(オーブンで作る蒸し焼き鍋みたいなもの)、アメリカのサツマイモなどです。各家庭で異なりますが、大切な共通点が2つあります。1つ目は、レストランより「アット・ホーム」な感覚の家庭料理が一般的であること。2つ目は、特にアメリカ大陸の原産の穀物と食材を代表するお料理は伝統的であるという事です。
アメリカの感謝祭を日本に少しだけお届けするために、黒部市ALTのマーク先生と共に、11月の16日でコラーレで「サンクスギビング・パーティー」のイベントを開催しました。朝の11時からターキー(4匹!)、グレービー・ソース、七面鳥の詰め物、マッシュポテト、インゲンキャセロールの調理を行い、夕方からの大規模な食事交流会に出しました。参加者も料理を持ち寄り、みんなと一緒に会話をしながら食事を楽しみました。そして多くの参加者に始めての七面鳥に食べてもらった結果、美味しいと評価してくれて大変嬉しく思いました。
また今度、次のイベントで皆様のご参加をお待ちしています!

七面鳥の丸焼き

七面鳥を切り分ける二人