ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
コラーレ倶楽部
アクティブグループの部屋
COLARE TIMES
#02 帰国記
2011年10月
来日して早くも2ヶ月経とうとしています。ある意味驚くほど早く、また遅く感じる事もしばしば……。ようやく生活にも慣れたところでシドニーに戻る事になり、多少困惑はしましたが、友だちと貴重な時間を過ごし、また過去1ヶ月半を振り返るには非常にいい機会でした。
さて、なぜシドニーに戻っていたかというと、大親友の結婚式に出席するためです。新郎の介添人(groomsman)として抜擢されたため、いろいろと忙しい1週間であった反面、新郎のすぐ身近にいたので感動もかなりのものでした。
式は某名門私立高校付属のチャペルで行われ、天気も雰囲気も申し分なしでした。
式は無事に追わり、シドニーの由緒ある「The Rocks」へ写真撮影のため直行。この日はおよそ10組の新郎新婦を目撃しました。披露宴はなんとクルーズ船の上でした! シドニーの美しい港湾の夜景を遮るものはなく、船の微かな揺れで招待客は皆ほろ酔い状態に……。介添人全員で余興のダンスを披露しました。
新郎新婦は二人とも韓国人であり、披露宴半ばで韓国の着物、ハンボック(韓服)に着替え、「ペベク」という伝統的な儀式を行いました。再度実感したことが、オーストラリアの多文化共生の発達でした。この結婚式ではオーストラリアと韓国の文化が両方とも(違和感は少々あれど)維持されていました。
近所のパブで400gのオージービーフステーキと楽しいデートをしました。1週間で自分でも驚くほどのステーキとエスプレッソコーヒーを摂取し、黒部市への帰路につきました。
It was a most excellent week back in my home city!
(2011年10月 COLARE TIMES 掲載)