ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
コラーレ倶楽部
アクティブグループの部屋
COLARE TIMES
#04 3ヶ月が経ちました
2011年12月
日本に来て早3ヶ月! 今月はその間にちょっと面白いなと感じたことについて述べたいと思います。
【最もよく訊かれた質問】
「何歳ですか?」
市役所、保育所、小学校、コラーレ、教会、いたるところで老若男女問わず訊いてくる質問です。最近27歳になりましたが、歳についてこれほど訊かれるのは初めてです。オーストラリアでは基本的に他人の歳は訊かないので、正直言って始めはやや不愉快でした。
誰かを知り合うことにおいて、歳とはそれほど重要なのか? 尋ねてみたところ、日本では歳は人を計る基準であると説明されました。この人は歳に相応しい振る舞いをしてるのか、この人に対して敬意を示すべきか……なるほど「先輩」「後輩」といった概念がある日本社会では、確かに重要なのかもしれません。実際、歳の近い男性に出会ったところ、初めは敬語で話してきましたが、歳が判明したとたん話し方が変わりました(もちろんその方が私も気軽で良いのですが)。年長者への敬意は東洋文化が誇るべきものであるとは思っていますが、もちろん年上であるだけでいばっている人を見ると、若干反感を覚えますね。
オーストラリアでは相手の歳によって話し方を変えることはあまりしません。職場では先輩であっても気軽にファーストネームで呼び、トイレで小便しながら「How are you?」と談笑する仲です。基本的に、喋り方や口調の面では先輩・後輩お構いなしです。ある程度なら相手の地位さえお構いなしなので、私も部長とため口で話したりしていました。歳に基づく敬意は薄けれど、もちろん相手の地位に応じて敬う姿勢がないわけではありません。故に、オーストラリア人が初対面の人に対して必ず訊く質問は、「What do you do?(職業は何をしていますか?)」です。そしてやはり医師や弁護士等の専門家が一目置かれることになります。理想としては肩書で人の真価を判断しないことですが、人間としてそれは不可能に近いのでしょうね。
【最もよく聞いた形容詞】
「かわいい!」
この表現は数え切れないほど聞きました(むろん僕に対してではないですが)。リラックマ、ウォー太郎、AKB48しかり、日本ではかわいいものがやはり人気だなと再確認しました。しかし他に面白いと感じたのは、日本人がよく本人に面と向かって「かわいいですね」「イケメンですね」と、その人の容姿についてコメントすることです。美しい物が豊富な日本、見た目の美を尊重している訳ですが、海外では本人に向かって容姿をコメントすることは意外と少ないのです。
「かわいい」といった形容詞「Cute」も実はそれほど使いません。オーストラリアの女性たちにとって、かわいいよりも美人かセクシーでありたいからでしょうか。男友だちが女性を批評する時、よく使うのが、「Woa she’s hot!」。訳すれば「色っぽい!」の表現に近いですが、一般的に野郎どもでふざけている時に言う表現です。女性が他の女性について話すときに使う形容詞は(もちろん女性の間でも「Hot」は使いますが)「Gorgeous(華麗)」や「Pretty(綺麗)」が多い気がします。実はちょっと面白いことに、女性は魅力的な男性のことを「Cute(かわいい)」と呼んだりします。
October in Sydney
In my hometown, Sydney, we celebrate Good Food Month during October. It is a month-long festival celebrating all things food (and drinks). Many events are held during this time, and top chefs from around the world come to visit the city. Here are a few examples:
Night noodle markets at Hyde Park – many noodle dishes from different countries gather here!
Hot dog eating competition
Breakfast at Bondi beach – thousands come to watch the rising sun at this famous beach and have breakfast together on the beach
Special brunch (breakfast and lunch combined) menus
Dessert buffet!
If you get a chance to go to Sydney during this time, make sure you don’t miss this event!
(2011年12月 COLARE TIMES 掲載)