ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
コラーレ倶楽部
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COLARE TIMES
アメリカのバーベキュー
2009年7月
夏はバーベキューの季節です。多くのアメリカ人はバーベキューが大好きなので、夏になったら必ず何回もします。日本でも人気があるけど、アメリカのはちょっと違います。
アメリカのバーベキューにはいろいろな料理が出ます。基本的な料理はハンバーガーです。作り方は簡単で、挽肉がけっこう安いので、たくさん作れます。それに、ハンバーガーはみんなが好きな調味料やトッピングを使って自分の好みで楽しめるものなので、どのバーベキューでも人気の料理です。ハンバーガーの次はホットドッグです。ホットドッグは挽肉よりも安く、そのままグリルで焼けるとても簡単な料理です。この二つのものだけで、バーベキューを十分楽しめます。
しかし、バーベキューの料理はまだたくさんあります。例えば、バーベキューチキンというものが特においしいものです。主に鶏肉の手羽や足をグリルで焼いて、そのまま手で食べる料理です。焼く前に、特別なソースをいっぱい塗るので、食べたら手と顔がかなり汚くなってしまいます。そのソースによって、チキンの味が変わるので、いろいろな種類を作っておく人もいます。辛いソースは一番人気だけど、甘いソースやちょっと変わったソースもあります。ソースはスーパーなどで買えますが、手作りソースも珍しくありません。
バーベキューで魚やエビを焼くことも多くあります。そして、ステーキもときどき出ます。州や地域によってバーベキューに出る料理が違います。私の出身ウィスコンシン州にはブラットワーストというソーセージが一番人気な食べ物です。そして、ウィスコンシン州には特別な作り方があります。バーベキューの前に、ソーセージをビールで煮ます。そうしたら、焼いたソーセージがさらにおいしくなるのです。
確かに、バーベキューには肉が多いですが、他のものも食べます。日本みたいに野菜をグリルで焼くことはあまりないけど、サラダや生野菜をよく食べます。ポテトサラダとマカロニサラダもよく出ます。バーベキューの代表的な野菜はとうもろこしです。とうもろこしをバターと一緒にアルミホイルに包んで、グリルで焼いたらおいしく食べられます。
一般的なバーベキューは友だちや近所の人を呼んで、家の裏庭でします。祝日や誰かの誕生日にバーベキューをすることが多いけど、何もない日にもよくします。人数が多かったら、もっと広いところですることもあります。個人のバーベキュー以外に会社や近所でするバーベキューもあります。
またアメリカに帰ったら、バーベキューをよくするつもりです。友だちと喋りながらおいしいものを食べるのは最高ですから。今年も夏に帰るので、きっとみんなでできると思います。
去年の8月にアメリカに帰ったら、おばあさんの家でバーベキューをしました。この写真に写っている人は私のお母さんと家族の友だちです。裏庭でハンバーガーとブラットワーストを食べました。私のおじさんは料理が得意なので、バーベキューではいつもおいしいものを作ってくれます。今年の夏にも帰りますので、バーベキューを楽しみにしています。
(2009年07月 COLARE TIMES 掲載)