ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
コラーレ倶楽部
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COLARE TIMES
#27 ホリデイの歌・物語
2017年12月
とうとう12月です。アメリカではハロウィンとクリスマスの間にサンクスギビング(感謝祭/Thanksgiving Day)という祭日があるので、ハロウィンが終わったらすぐに、サンクスギビングの飾り、商品、食べ物等がどこでも現れます。日本の場合、ハロウィンが終わったら、次はクリスマスの時期になります。クリスマスの歌、クリスマスの飾り、何でもかんでもクリスマスになりますが、私には早すぎます! 10月が終わってすぐに12月がやってきたような気がします。冬とホリデイに関する民話や物語、歌などはいくつもありますが、今回ふたつの歌と物語を紹介します。
★ルドルフ 赤鼻のトナカイ(Rudolph the Red-Nosed Reindeer)
最初に紹介する「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」は、歌や映画、テレビ番組にもなりましたが、由来は1939年にロバート・L・メイが書いた本です。日本では「赤鼻のトナカイ」で知られていますが、英語では“ルドルフ(Rudolph)”という名前があります。
トナカイのルドルフは光る大きい赤い鼻を持ち、いつも他のトナカイにいじめられていました。あるクリスマスイブの日、この夜は濃霧だったので、サンタクロースは子どもたちにプレゼントを渡せるか心配でした。サンタには8頭のトナカイがいます。ダッシャー(Dasher)、ダンサー(Dancer)、プランサー(Prancer)、ヴィクセン(Vixen)、コメット(Comet)、キューピッド(Cupid)、ドンナー(Donner)、ブリッツェン(Blitzen)です。サンタはトナカイたちと視界の悪い空を飛びましたが、霧のため進むのが難しくなりました。しかし、ある家でサンタは、光る赤鼻のルドルフを発見し、「案内してくれないか」とお願いしました。そしてルドルフのおかげで、サンタはプレゼントを全部子どもたちに渡すことができました!
みなさん、チャレンジとして英語版を習い、9頭のトナカイの名前を覚えてみてください!
★フロスティ・ザ・スノーマン(Frosty the Snowman)
フロスティ・ザ・スノーマンは、日本語に訳すと「雪だるまのフロスティ」。この物語も有名なテレビアニメになりましたが、最初はウォルター・ロリンズとスティーヴ・ネルソンが書いた歌でした。一番有名なレコーディングは歌手のジーン・オートリーが歌ったものです。ちなみに、最もヒットした「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」もオートリーが歌ったバージョンです。
ある日、子どもたちが雪だるまの頭に帽子を置くと、その雪だるまに命が吹き込まれました。暑い日だったので雪だるまは、溶ける前にできるだけ楽しみたいと言いました。子どもたちと一緒に笑ったり遊んだりしていると、交通係のおまわりさんに「止まれ!」言われますが、雪だるまは子どもたちにさようならを言い、「きっといつか戻る」と約束して別れます。
アメリカの雪だるまは、雪の玉を2つではなく、3つ使います。たいてい真ん中の雪の玉には、ボタンとして石炭や石を置き、腕として枝2本を横に置きます。1番上の雪の玉に目や口として石炭や石を使い、鼻はニンジンを使います。時々、帽子やマフラー等のアクセサリーも使います。
これらふたつの物語や歌を聞いたことありましたか? ぜひ調べて、聞いてみてください!
Merry Christmas and Happy Holidays, everyone!
11月の3連休に、友だちと一緒に名古屋に行きました! 目的は「セーラームーンカフェ」に行くためでした。子どもの時によく見ていたセーラームーンをテーマしたカフェに行き、とても懐かしかったです。セーラームーンの音楽を聞きながら、「うさぎちゃんのお寝坊クロワッサンサンドイッチ」と「はるかとみちるの禁じられた…スムージー」をいただき、楽しい時間を過ごしました。スムージーの名前にずっと笑いましたが、意外にすごく美味しかったです。
(2017年12月 COLARE TIMES 掲載)