ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
コラーレ倶楽部
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COLARE TIMES
#32 ただいま、青森
2018年6月
ゴールデンウィークに、ようやくふるさとの青森に帰りました。2015年に来日してから、おばあさんとおじいさんが住んでいる青森県弘前市の笹舘に1回も行ってないので、今年こそ行こうと決めていました。5年ぶりです。今回は、メロディという友だち(2年前の魚津市ALTで、2016年の年末にカナダまで会いに行った友だち)を誘い、一緒に青森へ旅立ちました。
☆ 富士見湖パーク ☆
4月29日(日)に青森に到着、おばあちゃんが迎えに来てくれました。5年ぶりに会いましたが、おばあちゃんは全然変わっていなく、元気でよかったです! 家へ向かう道中、目を届く限りたくさんのリンゴの木が見えて、「青森」を感じられました。そして、子どもの時によく行っていた「富士見湖パーク」という公園に寄り、全長300mを越える「鶴の舞橋」が見えてきたときは、すぐに懐かしく感じました。
この公園は鶴田町に位置していて、どこを見ても鶴の姿が見えます。公園のどこかに本物の鶴がいるそうなのですが、大きな鳥カゴに入っているそうで、見たらすごく寂しくなるので、そこまで歩きませんでした。公園を1周回り、いろいろなものをまだ覚えていることを実感できました。高い鶴形時計、子どもの遊び場、クレージーな滑り台、ローラー滑り台、見晴らし台、食品店など。それに、公園は桜ばかりで、とても綺麗でした。
☆ 弘前さくらまつり ☆
4月30日(月)、弘前さくらまつりに5年ぶりに行きました。この桜祭りは日本だけではなく、世界でも有名で、日本の1番いい花見スポットのひとつです。弘前城を背景に、素晴らしい写真を撮れます。今年の桜は予報より早く咲いたので、私たちの到着は1週間くらい遅く、枝垂桜しか残っていませんでした。ただし、枝垂桜も綺麗で、垂れている桜の中に立ったら、花に囲まれ、とてもいい眺めが見えます。今年がちょうど弘前さくらまつりの100年記念だったので、いいタイミングでした。
なぜか何よりも記憶に残っている1つは、桜祭りで食べたアイスです。特別なアイスで、以前より少し値段が高くなった気がしますが、あっさりしたりんご味のシャーベットみたいで、暑い日には完璧です。売店は祭り会場のどこでもあるので買い求めやすく、結局2つ食べてしまいました。
☆ 立佞武多の館 ☆
青森県は東北地方3大夏祭りの「青森市ねぶた祭り」で有名ですが、県内には他のねぶた祭りもたくさんあります。5月1日(火)、五所川原市にある「立佞武多の館」という博物館に行ってみました。立佞武多の高さは約23mなので、建物も同じように結構な高さでした。展示場の真ん中には、立佞武多が3つ(去年、おととし、3年前に発表された立佞武)が置かれています。階段の壁には説明や写真が飾ってあり、それらを見ながら、最上階まであがっていきました。私が1番好きな立佞武多は、2016年の「出雲阿国」でした。
五所川原立佞武多祭りは毎年8月4日から8日までです。いつか絶対踊って参加したいと思います! みなさんもぜひ見に行ってください。
青森でいろいろなことを経験しましたが、1番好きだったのは、ただおばあちゃんの家・笹館に過ごしたことです。おばあちゃん、おじいちゃん、曾ばあちゃん(95歳で元気!)に会えて、心温まるほど嬉しかったです。これからも、また訪ねたいと思っています。See you、青森!
笹館は、覚えていた建物と道ばかりで、とても懐かしかったです。ずっと遠くまでリンゴの木があります。青森と言えば、やっぱりリンゴですね。
鶴田町は名前の通り、鶴の姿だらけです。これは富士見湖パークで撮った写真です。
五所川原市にある「立佞武多の館」。中でも、歌舞伎創生「出雲阿国」という佞武多が1番好きでした。
弘前公園の弘前さくらまつりで花見をしました。桜はもうなくなっていましたが、楽しい時間を過ごしました。屋台の食べ物は最高ですね。
富士見湖パークにある鶴の舞橋を渡ったら、本物の鶴が見えました。でも鳥カゴの中なので、少し寂しいです。
青森に行く前に、砺波チューリップフェアに行きました。今年も天気がよく、チューリップの輝きを見られて、感動しました。
(2018年06月 COLARE TIMES 掲載)